【インド 留学と起業】体験記 – バンガロールのIT学校

体験記

今回はバンガロールのIT学校について書きます。前回のブログはこちらになります。

私の通ったIT学校は英語学校と同じ学校になります。学校はバンガロールのMGロード(マハトマ・ガンジー・ロード)にあり、立地はすごく良くアクセスしやすいです。その代わり授業料は少し高かったです。ただ、後の調査で分かった事ですが、質は他の学校とあまり差はありませんでした。授業料が高いから良いとは必ずしも言えないと思いました。

私はエンジニアでしたがスキルアップしたいと考え留学しました。エンジニアであれば日本で働きながらスキルアップできるのでは?と思われがちですが、意外にも仕事で目的を達成するための最適な技術や世の中で流行している画期的な技術に携われる機会はかなり少ないです。既に会社で採用している技術や歴史があり、それに従った技術を利用するのが大半です。これは小規模な会社だけでなく大手起業でも十分にありえます。日本で大手起業が手がけている有名なサービスやWebサイトの技術がかなり古い技術の使い回しだったと言うことはザラにあります。

IT学校では当時流行していた技術を学習するコースが用意されていました。当時はプログラミングとしてJavaやC#などでした。また、スマートフォンの開発技術もあり、最後にはWebサービスを構築するためのオペレーティングシステムやデータベースの構築などもありました。システムを設計するためのアーキテクチャも学べました。

こちらは当時のIT学校の写真です。

元々エンジニアだったと言うこともあり、私は必要な内容を選んで受講できました。ITを学び、IT技術のスキルアップにも繋がりましたが英語でITを学ぶことは英語学習にもかなり良いと実感しました。どちらかというと、IT技術の英語の方がある程度のレベルを超えた英語より簡単でした(TOEIC800以上とかでしょうか)。IT技術の英語も日常生活の英語と同様にパターン化し読みやすくなります。

インドのIT学校はエンジニアでない未経験者の方にもかなり良いと思います。どちらかというと、未経験者向けが本来だと思います。その人の希望や先生のオススメに合わせてコースを選択できます。ITに強い国でもあり、その辺りは上手いと思いました。私の後に未経験者の日本人の生徒が何名か入学し、学習後にはプログラミングができるようになってました。もちろん生徒の努力によりますが、基本、インドまで来て学習する方はモチベーションが高く、必ず最後までやり切ります。

日本ではオンライン学習でプログラミングを学んでも全然習得できないと言うか方が多いと聞きます。私もこれは同感で、IT技術のオンライン学習はハードルが高いと思います。私のオススメはIT技術は学校へ行き学ぶことです。英語学習で分からない場合は経験したことのある事例に置き換えやすいので理解しやすくオンライン学習でも良いと思います。しかし、IT技術は今まで経験したことのない新しい知識を学ぶため、実際に見て触る事が習得するために重要だと考えてます。

未経験者でエンジニアになりたい方はどこかのタイミングで覚悟を決め、ある期間集中して学習する事が大事だと思います。繰り返しになってしまいますが、私のオススメは学校へ行き学ぶことです。更に英語とITの学習であれば今後多くの業界で必要とされるスキルのある人材になれると思います。長期の海外留学であれば、その期間に考え方も変わる可能性があるので自分自身を見つめ直す機会になり、エンジニア以外の選択肢も十分にあります。

次はインド現地企業へのインターンシップ探しについてご紹介させてください。

次のブログはこちらです。

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